次回のコンピュータ購入時はMacも選択肢に入れてみよう

2020年9月27日


 皆さんは「Mac」というとどういうイメージを持たれているのでしょうか?「イラストレーターが使うもの」、「グラフィックに強い」、「なんかオシャンティー」、「カフェでw」など、様々なイメージがあるかと思います。もしコンピュータの入替や追加購入を考えているのであれば、Macがオススメです。

「Macにしても”使いこなせない”」は間違い

 よくMacを勧めると「パソコン初心者だからMacにしても使いこなせない」という声、つまり「宝の持ち腐れ」的な意見をよく聞きます。私はその考え自体が間違いだと考えます。

 まずMacに限らず、コンピュータを「使いこなしている」人はどれだけいるでしょうか?私は大学入学時(2005年)に初めて自分のコンピュータ(Windows XP)を買いました。2009年に大学を卒業し、帯広で就職、情報機器の営業をしていましたが、ずっとXPのコンピュータを使っていました。営業先の顧客にMacユーザーが多く、自分自身でMacのことを独学。その後、2013年、Windows XPのサポート終了に伴い、Macにしました。言っておきますが、私はデザイナーでもイラストレーターでもありません。

 話は戻って、「使いこなす」って、「Macの機能を100%使っているか」ということと、「Macじゃないとできない作業をどれだけしているか」に分かれるのではないかと思います。

 「Macの機能を100%使っているか」というと多分100%使っている人など皆無でしょう。100%使いこなすスキルはもちろんですが、とっくにコンピュータの能力や機能は人間を凌駕しており、人間がコンピュータの機能を100%使いこなすなど、時間的に無理です。

 では「Macじゃなきゃいけない作業をどれだけしているか」というと、そういう人もほぼいないでしょう。WindowsでもIllustratorは使用できますし、動画編集だってできます。

”使いやすい”が答えだった

 回りくどい書き方をしましたが、結局「使いやすい」、これが全てです。でも、「使いやすい/使いにくい」って、さっきの「使いこなせる/使いこなせない」と比べて、Macへの敷居が低くなった気がしませんか?そもそも、Macへに対する見えない敷居は、Macを使っていない、知らない人が勝手に作った敷居です。

 私自身もWindowsからMacへ変えましたし、前に務めていた仕事でたくさんのお客さまへWindowsからMacへの乗り換えを提案しました。私自身、Windows・Mac、両方のメリット・デメリットを知り尽くしています。おそらくMacへの乗り換え実績は相当数あると自負しています。もちろんその中にはPC初心者のお客さまもたくさんいます。初心者のお客さまも含め、乗り換えたお客さまからいただいた感想は「Mac、使いやすい」でした。

 どういったところが使いやすいか、ここがポイントだと思いますが、書くとすごく長くなりそうなので、可能であれば別記事でまとめてみますので、もう少々お時間をください。

”Macは高い”も間違い

 なぜかMacは誤解されやすく、敷居だけでなく、価格まで高いと思われがちです。じゃあ、一番安いMacっていくらかご存知でしょうか?

 税別で82,800円です。また、アカデミック価格でさらに安くなります。Mac miniという機種で、私も使用しています。(私のはかなり前の世代ですが・・・)

 Mac miniは今、Windowsのコンピュータを使用している方にオススメの機種です。Mac miniは本体だけの販売で、モニタやキーボード・マウスなどは付帯しません。ただ、Windowsで今使用しているものがあれば使用できます。私もマウスはLogicoolのマウスを使用しています。(モニタはHDMIであれば大丈夫ですが、端子によってはアダプタが必要ですので、必ず確認してくださいね)

ノート(ラップトップ)で一番安いのは、MacBook Air。

トータル12万あれば、Macライフは始められる

 こういったパソコンを買う時に、「結局、トータルでいくら?」という質問があります。84,800円「から」という表記がされるからでしょう。

 すごくざっくりした計算ですが12万あれば、デスクトップでもノートでも、Macライフは始められます。変にケチらず、一般的な使用レベルを考え、試算してみます。(あくまでISYSの個人的な「ざっくり」の計算ですし、「これがしたい」って明確に決まっている人、「このソフトを動かす」という人はその分をプラスして計算してくださいね。あとGISとか、そういうのは考えてません。)

 まず、デスクトップ。先ほど紹介したMac mini。正直これだけでもいいのですが、「今までノートパソコンを使っていたので、モニタやキーボード、マウスなどはない」という方もいるでしょう。そういった方も考え、試算してみます。

カテゴリ商品名税込価格
本体Apple Mac mini 3.2GHzクアッドコア 256GBモデル91,080円
キーボードApple Magic Keyboard(テンキー付・JIS・シルバー)14,080円
マウスLogicool m7054,000円
モニタフィリップス 23.8インチ 241E9/1111,980円
合計121,140円
2020/08/01 16:45 検索

 キーボードは純正のものにしました。他の安いキーボードでも構いませんが、Macには、ファンクションキー(F1~F12などのキー)で曲の再生や早送りなどのコマンドが割り当てられていたり、日本語と英語、いわゆる全角・半角の切り替えなどのキーの位置も違うので、純正のキーボード若しくは、Mac用のキーボードがおすすめです。安く済ませたいなら、iBUFFALOのBSKBM01WHは2,000円程度で購入できます。

 続いてノート。

カテゴリ商品名税込価格
本体13インチ MacBook Air 1.1GHz デュアルコアi3115,280円
アダプタApple USB-C USBアダプタ1,980円
合計117,260円
2020/08/01 16:45 検索

 ノート(ラップトップ)はなんといっても、ディスプレイやキーボードなどがなくても使用できること。ただ、MacはUSB-C端子となっており、通常のUSB(USB-A)を使用するにはアダプタが必要なので、アダプタを試算に入れました。

ソフトは?

 上の試算を見ると、ウイルス対策ソフトと、Microsoft Officeがないのではないか、と思われる方がいるかと思います。

 まず、ウイルス対策ソフトについてですが、ほとんどのウイルス対策ソフトは今使用しているコンピュータからアンインストールするか、ライセンス認証の解除(古いパソコンではもう使用しないよ、だからその分他のパソコンに入れてもいいよね、っていう処理)をすることで使用できます。(ごくまれにそのコンピュータでしか使用できない、という契約もあるかもしれませんので、そこはご確認ください)

 次にOfficeです。これは必要であれば買うしかありません。しかし、本当に必要でしょうか?Macには当初から、Pages(Word)、Numbers(Excel)、Keynote(Powerpoint)が入っています。

 これらは「iWorks」という製品群で、私がMacを使い始めた7年ほど前は有料でしたが、今は無料となっています。iPhone/iPadでも使用できます。

 仕事でどうしてもWordやExcelでないとダメ、というのであればOfficeも購入しなければいけませんが、在宅で仕事をするパソコンは会社から貸し出される、というのであれば必要ないのではないかなと思います。

Pagesを全力でオススメしたい

Pagesを使えば、こういうレターも簡単に作成できる

 特にWordの代わりとなるPagesは優秀です。皆さんはチラシ(フライヤー)やパンフレットをPowerPointで作成している人を見たことがありませんか?実はチラシなどを作成する時に作成しやすいソフトの種類は「DTP(Desktop publishing)ソフト」というものになります。DTPソフトとしては、Adobe Illustratorなどが有名です。

 Wordは「ワープロソフト」であり、フライヤーなどの細かいデザインはどちらかというと不向きです。そこで細かい画像やテキストの移動ができる、DTP要素の強いPowerPointを使用する人が多いのだと、私は考えています。ちなみにご存知の通りPowerPointは「プレゼンテーションソフト」であり、DTPソフトではありません。実を言うとMicrosoft OfficeではPublisherというDTPソフトがあるのですが、あまり知られていないことと、DTPソフトのため使用方法に難しさや抵抗感があるのか、PowerPointで作成する人が多いです。ちなみに私もMacを使うまでは、フライヤーなどはPublisherで作成していました。抵抗感を持つ人が多いですが、Wordよりもフライヤーは作りやすいので、Windowsユーザーの方は自身のパソコンに入っているのであれば、ぜひ使ってみてください。

 一方、PagesはWordのようにワープロソフトでもあるのですが、DTPソフトの要素も数多く持っています。私は前職で、冊子やフライヤー(チラシのこと)などの広報物も作製していましたが、冊子を作る前、簡単なフライヤーについてはIllustratorを使用する前は、Pagesで作製していました。

Numbersよりは正直Excel・・・

 表計算ソフトであるExcelの代わりに、NumbersというソフトがMacには無料で入っています。しかし、残念ながらNumbersよりはExcelの方が使いやすい、と私は感じています・・・。

 ただ、家のパソコンで、仕事のようなExcelの作業をするわけではない、というのであればNumbersもオススメのソフトではあります。

プレゼンソフトはKeynoteの勝ちゲー

 このソフトが使いたくてMacに変える人もいます。iPhoneの発表会で使用されている、オシャンティーなプレゼン。このプレゼンはKeynoteを使えば誰だって作成できます。

 私の勝手な持論ですが、プレゼンとはサプライズだと思っています。いつもの企業チックなレイアウトで、表示されているプレゼンと同じことをしゃべっている。しかもそのプレゼンを印刷した資料まで配布している。時々アニメーション部分が印刷結果と重なって、後で見ようと思ったら、わけわかめちゃん。正直そんなプレゼンに自分の貴重な時間を投資したくないですよね。そして自分がプレゼンする時に相手からそう思われたくないですよね。

 もちろん、その人が持っているプレゼン能力もあるかと思いますが、このKeynoteを使えば、プレゼンのスキルをアップするお手伝いをしてくれるのではないかな、と思います。

他にも優秀なソフトがいっぱい

 Macには、他にも優秀なソフトが最初から入っています。「写真」はiPhoneを使っている方ならその便利さを知っているかもしれません。場所や人に分けて写真を整理してくれます。iMovieを使えば動画も作成できます。その他、「あ、このソフトiPhoneで見たことある」と思った方がいるかもしれません。

 これらのソフトはiCloudを使用することで同期や連携することが可能ですので、iPhoneユーザーにはMacは本当にオススメです。

 Macにすると、具体的にどんなところが便利なの?ということが知りたい方は、以下の記事もご参照ください。

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